ご飯が大好き!という人でも、お米の選び方については「正直よく分からない……」と思うことが多いもの。他の食材はよく見て選ぶのに、お米については当てずっぽうで選んでいませんか?よく食べるものだからこそ、選ぶ基準を知っておきたいですよね。そこで今回は、今日から真似できる「美味しいお米選びのコツ」について、お米のプロフェショナル「長井米生活農場」があなたに合ったお米選びを教えます!
生産地は?
いつ生産
された?
生産者
は誰?
保存・保管
場所は?
お米の
特徴って?
自分に合う
お米って?
どこで栽培されてどんな環境で作られたお米なの?水とか土づくりとか農薬は?誰が生産したの?
年度や精米日はいつ?白米の場合精米してから日が経っていないか等、お米に最適な場所で保存・保管しているかどうか、品種は同じでも生産された場所によって味はそれぞれ違うので自分に合ったお米を探しましょう!
お米の味・食感は、「甘みがあるかどうか」「もちもちしているかあっさりしているか」「しっかりしているか柔らかいか」などをポイントに選ぶと良いでしょう。お米の主成分は「デンプン」で、これを唾液に含まれる消化酵素が分解し、「甘み」を感じることが美味しさのポイントの1つです。これらの食感は、好みが分かれるところなので、実際に炊きながら調整してみると良いでしょう。
食べ継がれてきた「コシヒカリ」「あきたこまち」などのブランド米は長年の実績があって信頼できますよね。生産者の顔がわかるお米や地元農家の方が作っているお米を、近所のスーパーやネット販売などで買えることもあります。
より安心・安全なお米を食べたいと考えている方は、有機栽培など、化学肥料を減らしたお米や使わない栽培方法のお米を選ぶと良いでしょう。もちろんこれもパッケージに記載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
歯ごたえもあって甘み・旨味・粘りのバランスが良いお米。水分含有量が多いので炊きたてでも冷めても美味しいお米。
食味のバランスが良く、強い旨味成分と粘りが特徴。柔らかい歯応えを持つ定番の人気品種。
もちもちとした食感で、粘りが強く冷めても硬くなりにくい。白米は乳白色で、餅米のような色合い。自宅のお米に混ぜても美味しいです。
その名の通り、輝きの素晴らしさと食味の良さ、粘りは少なく柔らかい口当たり。コシヒカリよりも粘りが少なくさっぱりとした味わい。冷めると甘みが増します。
ふんわりとした食感で、適度な粘りで飽きの来ない甘みが特徴。優しい味わいなので飽きにくく食べやすい品種。
コシヒカリに比べてもっちりとした食感で、粘り艶もありふっくらとした炊き上がり。
白くて艶のある炊き上がり。粘りのある食感で、やや柔らかめの美味しいお米。
粘りがあり弾力のある食感。お米の甘みも強く、噛むほどにしっかり味わえるのも特徴。食味が落ちにくく、いつまでも美味しく食べられます。
お米をおいしく食べるには、お米の銘柄だけでなく、お米の特徴を知って、おいしく炊くことが重要です。
とはいえ、そんな難しい技術は必要ありません。ちょっとしたことに気をつけるだけで、ご家庭でも「本当においしいご飯の炊き方」を実践できます!お米のプロが、お米のおいしさを引き出す炊き方を紹介します。
お米を量るとき、お米をカップに入れたらお米を押さえつけたり、トントンと底をたたいたりせずにふんわりと入れてすりきりで量ることがポイント。
炊飯器付属の計量カップ「カップ1=1合=180ml」
料理に使う計量カップ 「カップ1=200ml」
大きめのボウルにお米を入れて、手早く洗って表面のぬかを洗い流す。
親指の付け根の部分を軽く押すようにして5回程研ぐ。
流水を入れてサッとかき混ぜ、濁り水を捨てる。③と④を2〜3回繰り返す。水きりはその都度丁寧にすると良い。
お米をざるに上げ水気をしっかりきる。中央部分を少しくぼませておくと、水気が切れやすい。
炊飯器にお米を入れて、炊飯器の表示に従って分量の水を加える。
土鍋で炊く場合は、お米を土鍋に入れてお米の分量の1〜2割増の水加減をする。どちらの場合も40分浸水し、水を充分吸わせる。
水加減はお米の状態や季節、硬さの好みに合わせて調整すると良い。
炊飯器のスイッチを入れて、炊き上がったら10分間蒸らして、しゃもじを水で濡らして底からふんわり混ぜる。この時、中央を少し高くしておくと良い。
炊き上がり
お米を研ぎ、ざるに上げしっかり水を切ります。
研いだお米を土鍋に入れ、水を入れて浸水。約40分。
仕上がりのご飯の硬さは好みがありますが、土鍋で炊く場合は炊飯器よりも水分が蒸発するので、少し多めに水を入れます。好みに合わせて水の量は微調整してください。
土鍋に蓋をして中火にかけ1~2分して土鍋が温まったら強火で沸騰させます。
土鍋の蓋から蒸気が出て、グツグツし始めたら火を弱火にして10~20分加熱。
土鍋がグツグツいわなくなり、小さく「パチパチ」という音が聞こえたら中火にして10秒ほどしたら火を消します。
蓋は開けずにそのまま10分~15分ほど蒸らしてから、しゃもじを水で濡らしてサックリ混ぜて完成。
お米をメイン料理にしてみませんか?主食だけでしっかりおいしい、子供も喜ぶレシピをご紹介!ご飯が余ってしまった時にもぴったりのご飯アレンジレシピや、お米から調理する白米アレンジレシピまで、様々なレシピをご紹介します!
〜 炊き込みごはん 〜
当店自慢のスイートコーンとお米の夢のコラボ♪簡単に作れて老若男女問わず大人気!
お米は研いでザルに上げて水を切る。
スイートコーンの実を取る。2〜3等分に切って包丁でこそげても良い。2列くらい包丁入れてから手で取るときれいに取れる。(時間外)
炊飯器にお米を入れる。調味料を入れ、水を2合の目盛りまで入れて混ぜ合わせる。そしてスイートコーンを入れる、その上に芯を置いて普通に炊く。
炊き上がったら芯を取り出して混ぜる。
〜 ちまき 〜
餅米は洗米し、1時間浸水する。浸水が終わったらザルにあげ、水をきっておく。
材料は細かく切っておく。
うずらの卵はゆでて皮をむいておく。水煮を利用してもよい。季節により、銀杏や栗を入れてもよい。
油を熱し、しょうが、豚バラ、戻した椎茸、干しエビ、たけのこを炒め、(A)で、味付けする。
別の鍋で、ごま油を熱して、水を切った餅米を炒める。(B)で味付けする。
先に炒め煮した豚バラなどを加え、ねぎを入れる。
竹皮は水に浸しておく。
柔らかくなった竹皮に味付けした餅米を詰めるようにいれ、うずらの卵の卵も詰めるように入れる。竹皮でくるみ、竹皮を細く裂いたもので紐にして結ぶ。
蒸器に蒸気があがってきたら、並べて、餅米に火が通るまで40分蒸す。
長井米生活農場がおすすめする、旬の食材を使った簡単おいしいレシピをご紹介♪安くて栄養満点な食材で従業員の主婦の方にも大人気です!いつもの食卓にちょっと四季を取り入れてみませんか?
〜 ちらし寿司 〜
簡単なちらし寿司です。暑い夏の日にさっぱりいただけます。
鍋にAを入れて少し火を通して合わせ酢を作って冷ます。
ご飯とAを混ぜ、すし飯を準備する。
塩鮭を焼いて、ほぐす。骨は取り除く。
卵を焼き、錦糸卵にする。
いんげんは、レンジで火を通す。
生しょうがは皮をむき、千切りにしておく。
冷めたすし飯に準備した具材といりごまを入れて混ぜる。
器に盛り付け、きざみのりを散らす。
〜 炊き込みごはん 〜
旬の味わい、鮎の炊き込みご飯です。意外と簡単。
鮎は尻尾から頭に包丁を当てなでるようにうろこをとり、洗う。
塩を振って5分ほどおき、焼き色がつくまで焼く。
洗米しておいたお米を炊飯器にいれ、調味料を入れ水を2合の目盛りまで入れ軽く混ぜ合わせる。
その上に焼いた鮎をのせ、炊飯する。
炊き上がったら、鮎の身をほぐして、全体を混ぜ合わせる。
お椀に盛り、細く切った大葉を散らす。
お好みでしょうがを散らしてもよい。
〜 炊き込みごはん 〜
栗の季節です!!炊飯器で炊く簡単、栗ご飯
白米は洗米し、40分しておく。
栗は10分ほど湯に浸けておく。鬼皮、渋皮をきれいに剥き、水に浸しておく。
炊飯器に酒、塩を入れて、普通に炊く水加減にする。
その上に栗をおき、炊飯する。
白米の2割り程度、餅米を入れるともっちり感があります。
ご飯の上に、黒塩ごまをかけるとおこわ風になります。
〜 おこわ 〜
蒸し器で作る本格派おこわ
小豆は硬ゆでにしておく(市販のものでもよい)
餅米は洗い、小豆のゆで汁と水に1時間ほど浸ける。
※つけ汁は取っておく。
栗は鬼皮、渋皮とも剥いておく。(水に浸けておくと剥きやすい)
蒸器に布を敷き、その上に餅米をあける。
餅米と小豆の上に栗をのせて、強火で30分蒸す。
※時々つけ汁を振りかける。
※蒸し器の水が無くならないように注意。
全体をまぜて、器にとり、ごま塩を振る。